噂の本ですよww
本屋に行ったとき、小学生高学年かな〜、中学生くらいかな〜っていう女の子が抱えてて、
ああ、そういえば読みたかったんだわ、と思い出して、
それで買ってみた。
泣いた。
泣きながら笑ったりもした。
なんで泣いたかって言ったら、
それは境遇があまりにもかわいそうだから、というわけじゃなくて、
愛にあふれていたから。
どんな境遇かは、大体聞いたことあるし、
笑えるびんぼうエピソードも聞いたことあるし。
でもこの本を買う価値はあったと思ってます。
田村の文章を読んでると、
ああ、この人はたくさんのきれいな愛に囲まれて育ってきたんだなってわかる。
実際、今まで田村を助けてくれた人たちは、みんなものすごい大きい人ばっかりだ。
今の日本にも、まだこんな人いるんだっていうくらい、
他人のことを考えてくれる人たちばっかりだ。
でも、田村たちはそれに溺れることなく、
ちゃんと感謝して、生きてきている。
そんな環境にありながら、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、もちろん田村も、ものすごいちゃんとした人間だ。
この本には、一個も人を恨む気持ちがない。
あ、あると言えば、ご飯が食べられなかったときに、
休み時間に友達としゃべりながらおにぎりやパンを食べてるクラスメートを見て、
「もっと食べ物と向き合え」って思うくらいだw
あれだな、このまま読書感想文の課題図書とかになっちゃえばいいのにw
芸人本ブームに乗っかったって書いてあるけど、
確実にナンバーワンです。
真打登場、って感じです。
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